帰りの電車内で「ホッチリ」最新号を斜め読み。おや塩田時敏さんがレビューを始めたのか、と熟読しようとしたら、掲載されているホン・サンスの画像がうちのサイトのものでまたまた目が点に。やれやれ困ったもんだ。
自宅に戻ると韓国からサンプルDVDが、コミシネから社団法人化の案内が到着していた。コミシネはシネマコリアで会員に入っているんだけど、今度から会費がかかるよし。国際交流基金の「アジア映画の巨匠たち」の巡回案内も入っていた。こちらのフィルムレンタル料は一律2万円と激安。暇があったら全部上映したいなあ。。。
今、準備中です。
開催時期は最速で今年の秋から冬。ゆっくり目になると来年初になるでしょう。
作品はもう何本か決まっているのですが、うちとしても初めての企画で、お客さんにどれくらい入ってもらえるんだろう?という点も含めて、慎重に企画を進めているところです。
なにせ、日本初、いや世界初、韓国でもおそらくこの企画はやってないだろう、と思える内容でして、動員数とか全く読めないものですから。(^^;
最終的にイメージ通りのものができあがったら、それはそれは意義深い上映イベントになるでしょう~
うふふ
先週末、「グラン・トリノ」を見る。クリント・イーストウッドの映画はいつ見ても品格がある。矜持がある。彼の映画は今後も全作品見続けることだろう。一生、ついていきますよ。映画は、アメリカがアジアで起こした戦争が何をもたらしたのか、アメ車・日本車に対する思いの世代間格差、異民族の交流など、文化的側面からも見所満載。大学のアメリカ文化論などの講義でも教材として使われそう。ちなみに、"ass hole"という表現をこんなに品良く(?)使った映画は他にないかも。戸田さんの字幕も絶好調。
鑑賞後、キネ旬を立ち読みすると森卓也さんが「チェイサー」について書かれていた。「今年ナンバー1かも」と激賞。オープニング、放置されたままのデリヘル嬢の車を写すだけで何が起こったのか観客に想像させてしまうなど、確かに、ナ・ホンジンの演出力にはただならぬものを感じる。映画的快楽にあふれた映像の数々。
韓国映画ファンの方から「海雲台」の日本公開について問い合わせを受ける。昨年、釜山国際映画祭で撮影現場に遭遇したのだそう。残念ながらこの作品の公開情報については何も知らず、お役に立てず終い。
ソニーから「D-WARS」DVD発売の告知依頼がとどく。ビターズ・エンドからはホン・サンスの「夜と昼」の公開が決まったとの知らせも。「良い奴、悪い奴、変な奴」の公開もやっと決まったのだそう。「夜と昼」は「アバンチュールはパリで」との邦題で、今秋、シネカノン有楽町2丁目にて単館ロードショー、「良い奴、悪い奴、変な奴」は「グッド・バッド・ウィアード」との邦題で8/29より全国ロードショー。邦題の付け方も色々あるもの。私の好みは「アバンチュール・・・」かな。余談ながら、「アバンチュール・・・」公開の報をお知らせいただいたビターズ・エンドのスタッフの方、昔、シネマコリアでゲスト取材をしていただいたライターさんと同じ名前。。。同じ人なのかなー。気になったので、返信メールで「人違いだったらゴメンナサイなのですが」と一筆したためる。ちなみに、ライターから業界に入ってパブリシストになるのはよくあること。
塩田さんがゲスト出演される「韓タメ」には、正式に「まぶしい一日」の映像を提供することに。続いて、朝日ニュースター「痛快!おんな組」からも同様の依頼が。立て続けにTVに出られるということは、塩田さん、今は東京にいらっしゃるのかな?
テコンV・クエストの旅は、KOFIC経由の問い合わせが大正解だったよう。万事オーケー、視界良好よーそろー。KOFICさん、推薦までしてくれてありがとう。