<シネマコリア2007東京会場 ティーチイン動画>
ヤン・ユノ(『ホリデイ』監督)
金智子(『ラジオ・スター』ゲスト)
ユン・ジョンチャン(『青燕』監督)
イム・サンス(『懐かしの庭』監督)
動画はクイックタイム形式です。インストールしてない方は、こちらからダウンロードなさってください(無料)。
ティーチインの模様、一部ではなくて全部収録していますので、各40分程度と長いです。
機材の調子が悪く、一部音声が聞き取りにくい箇所があります。
ご了承のうえ、お楽しみ下さいませ~
韓国映画は『高麗葬』『黒い家』『永遠の魂』が滞在期間中、上映されるようですね。
小ネタですが・・・
『青燕』で飛行大会のアナウンサー役をやっていたサイ・ホージンさん、東京会場で人気者になっていた彼、韓国式に発音するとチェ・ホジンさんですが、東京国際映画祭で上映される日本映画『ハブと拳骨』に出ています。10/22(月)にはシアターコクーンで舞台挨拶にも登壇されるよし。多少変身していても<声>ですぐ分かるでしょうねえ。うふふ。
映画祭では『永遠の魂』というタイトルで上映される『星明かりの中へ』ですが、チョン・ジニョン氏がちょい出演しています。監督とは昔からの付き合いゆえ、友情出演というやつです。ファンの方はおみのがしなく。ゲスト、ファン・ギュドク監督とチョン・ギョンホが来るようですね。うーん、でもこれ観ると日曜日のうちに帰れなくなる・・・ 迷うな。。。
続いてキネ旬よりメール。
かねてより一部進行中だった、韓国映画のデータブック「韓国シネマコレクション2008」の製作をいよいよ本格的に動かすとのこと。目標年末発売!
いうまでもなく「韓国シネマコレクション 1995-2006」の改訂版です。
「続編は出版しないの?」という電話での問い合わせが結構あるんだそうです。それ以上に、編集担当者の熱い思いが、続きを出版する原動力になっている気がします。年鑑みたく毎年出版できるといいなあ。。。
なにかリクエストがあったら、コメント宜しくお願いいたします。今なら、まだ反映できるかもデス!
年末開催の韓国映画ショーケース2007の概要が決まったとのこと。
さっそくご紹介いたします。
韓国映画ショーケース2007
主催:韓国映画振興委員会(KOFIC)/シネカノン
後援:駐日韓国大使館 韓国文化院
とき:12/8(土)~14(金)
ところ:シネカノン有楽町1丁目(旧称、シネカノン有楽町)
上映作品
「家族の誕生(原題)」
「カンナさん大成功です!」→「美女はつらいの」
「極楽島殺人事件」
「千年鶴」
「Bunt(仮)」→「飛べ、ホ・ドング」
「飛翔」ドキュメンタリー
「マイ・ファザー」
「横綱マドンナ(仮)」→「天下壮士マドンナ」
「われらの学校~ウリハッキョ~」ドキュメンタリー
※ 12/9(日)に韓国ゲストによるパネルディスカッションあり
年初にあった韓国アートフィルム・ショーケース(KAFS)の商業映画版といった感じでしょうか。主催は韓国映画振興委員会(KOFIC)です。
意外、といっていいのかどうか、未配給作品オンリーかと思いきや、そうではなかったです。私が知っている限りでは、「カンナさん大成功です!」は12/15に公開される作品ですし、「家族の誕生(原題)」と「横綱マドンナ(仮)」にも配給はついています。「飛べ、ホ・ドング」もタイトルが「Bunt(仮)」となっているので、多分売れてますね。
何はともあれ、今年最後の韓国映画祭り、華やかに開催されることでしょう。
トロント映画祭で『懐かしの庭』の契約をしたとのことです。公開時期はまだ未定ですが、これで本作についてはなんらかの形で再び鑑賞することができるようになりました。シネマコリア東京会場には、E社のスタッフも見に来ていましたが、少しは役にたったのかなあ。。。そうだとウレシイです。
ちなみに、イム・サンス監督は12/15に公開される『ユゴ 大統領有故』のプロモで11月に来日予定です。また、あの独特の笑顔&パフォーマンスで楽しませてくれることでしょう。最近ちょっと忙しくて延び延びになっていますが、今年のティーチインは後日、動画で全編ネット配信する予定です。ティーチイン、ご覧いただけなかった方は乞うご期待。
話しは変わりますが、映画・放送・音楽の最新業界情報を配信している「文化通信.com」のメルマガに「元テイチク興業代表川上氏、イノライフ日本代表に」との記事がありました。皆さんよくご存じの韓国情報サイト「イノライフ」の日本代表に音楽業界の実力者が就任したというニュース。
記事によると、川上氏は
「テイチク時代は羅勲児の販売に携わったり、冬ソナ、チャングムなど若干の知識はあったが、交渉中に接した第1回さがみこ野外フェスティバルでの韓国人アーティストの人気ぶり、レベルの高さやシネマコリアの試写会などで10本ほど見せた韓国映画のクオリティの高さ、俳優・女優の素晴らしさに一肌脱ぎたい気になった」
そうで、へえへえへえ、ぺたんぺたんぺたん。シネコリも意外なところで役にたってるのねえ、とちょっとお鼻ピノキオ。(^^;
それはともかく、イノライフさんも今後益々ご発展の様子でめでたい限りデス!
専門紙なので、あまり目にする機会のない新聞かと思いますが、図書館などで見かけられましたら手にとってご覧になってみてください。『映像新聞』のHP
http://www.eizoshimbun.com/
から短期お試しコースで定期購読を申し込むこともできます。
ところで韓国語。ここ数年、自筆でハングルを書くことは絶えてなかったので、ほとんど文盲状態。単語も忘れまくっているので、昨日から、一日一本、韓国語の新聞記事を完訳→単語暗記→文章も丸ごと暗記を始める。久しぶりに<勉強>している感じがなんとなく嬉しい。
シネマコリアでもお世話になっている会社の社長さんから連絡あり。『アドリブ・ナイト』を日本で公開することになったから協力を、との話し。韓国での公開タイトルは『とても特別なお客様』。『チャーミング・ガール』のイ・ユンギ監督第三作。平安寿子の短編小説を映画化した作品。主演は、『春のワルツ』のハン・ヒョジュ、『春夏秋冬そして春』のキム・ヨンミンなど。来年2月頃公開予定と聞く。宣伝はまだまだこれから。何か良いアイディアが思い浮かぶといいのだけれど。。。
『アドリブ・ナイト』、未見なので、ひとまずDVDを入手。同監督の第二作『ラブ・トーク』はVCDが部屋に転がっていた。これも見よう。けれど『アドリブ~』は原作から読みたい気がしたので、小説も注文。ついでにキネ旬からまもなく出る『新・外国映画ビジネスが面白い!』も予約。
ノートン・インターネットセキュリティの有効期限が切れたので、最新版の「2008」を購入。「2007」よりも安定感がある感じ。ワンクリック・ログイン機能がついていたので、面白がって使ってみる。
・ケーキの話し
今回、3年ぶりに訪韓してとてーも嬉しかったのは、ケーキがおいしくなっている!(^^ということでした。一昔前は食べられたものじゃなかったのですが、今回は、いかにもオイシそうなケーキ屋さんが街中ににょきにょきと林立していました。そういや、『まぶしい一日』の塩田さんが韓国でケーキ屋さんを出したいような話しをされてましたっけ。
とにもかくにも、お酒も甘いものもダブル・オッケーな私としてはウレしい限り。夜の飲み会も2次会は、毎回お酒もお茶も飲めるところだったので、一人ケーキをむしゃむしゃ食べていた私。いや、お酒の後のケーキは、ちょんまるオイシイのですよ。更にその後、ラーメンを食べると・・・ ああ、メタボ一直線
お酒のほうは相変わらず種類が少ないのですが、逆に、最初から一貫して焼酎ばっかり飲んでいるので、そこそこ飲んでる割りには翌日へーき、というのが結構イイかも、と思ったりもしました。日本だと二次会、三次会と進むに連れてお酒がチャンポンされて、翌日とてーもツライ、最悪ゲロリンパということになるわけで、今年のシネコリ東京会場の二日目も前日飲み過ぎで、ティーチインの最中、体中からいやーな汗が出ていて、相当苦しかったりしたのです(苦笑)。
・ヨナな話し
訪韓初日、ちょうどキム・ヨナが韓国に戻ってきていて、フィギュアの大会だかショーだかに出る、という情報をゲット。思わず、仕事ほっぽり出して、見に行きたくなりましたが、なんと会場の建物の天井が大炎上して、大会も中止に。。。 阿倍ちゃんの突然の辞職報道(韓国でもトップ記事扱いでした)にもビックリしましたが、スケートリンクの屋根が炎上して中止だなんて。。。ビビリまくりでございました。
・映画な話し
映画は結局3本鑑賞したにとどまりました。観たのは『華麗なる休暇』『マイ・ファーザー』『楽しい人生』。それぞれに楽しめましたが、これらの作品、日本で観られる日は来るのかなあ・・・
旧知の間のユン・イノ監督(『僕が9歳だったころ』)の新作『ザ・ゲーム』がちょうど訪韓中にクランクアップする、しかも『懐かしの庭』でチ・ジニ&ヨム・ジョンアの娘役を演じていた女優さんが主演級で出ている、と聞いて、そりゃ見学しないと!と、ロケ地の大学路マロニエ公園までノコノコ出かけていったのですが、着いたら、ちょうど撮影が終わって撤収している最中(涙)。どうやら、その日は主役のシン・ハギュンも来ていたようで、ダブル・ショック!
監督からは「来年、日本に行くから呼んでね~」と軽くジャブを打たれましたが(^^、まずは本編を見てからですわねー
・口裂け女な話し
このブログを読んでいる在韓の映画人のはからいで、『口裂け女』を韓国で配給した人に会えました(笑)。なんと韓国で働く日本人の女性でした。
タイトルは『口裂け女』そのままだと韓国の映倫的にNGだったそうで、苦労の末『名古屋殺人事件』になったとか。それでも、なんで岐阜じゃなくて名古屋なのか?という疑問が残ったりするのですが、名古屋の知名度アップになったから(ホントカ?)まあ良しとしましょう。
ところで、『名古屋殺人事件』、韓国では単館公開で全然ヒットしてないんですが、TV放送ほかで既にリクープ(資金回収)のメドがたっているとの話しでした。DVD市場が崩壊して、TV放映料金もそれほど高くない韓国で、このクラスの映画がリクープできるとは、驚き。どんな収支構造になっているのかちょっと知りたいですネ。
ちなみに、彼女には、次回配給作品として『天然コケッコー』をオススメさせていただきました。今週から釜山国際映画祭。また、色々取引されるんでしょうねえ。
・おフランスな話し
日本でも『コレアン・ドライバーは、パリで眠らない』『セーヌは左右を分かち、漢江は南北を隔てる』の邦訳が出ている作家の洪世和(ホン・セファ)さんに、ラッキーにもお会いする機会がありました。同行の中川さんが「会う」というので、私はその日は別の予定があったのですが、じゃあご挨拶だけでも、という流れで。
ホンさんも中川さんもフランスに長く住んでらしたので、てっきり現地で知り合いになられたのだとばかり思っていたら、中川さん曰く「いや、初対面」とのこと。「えー、じゃ何で会うことになったんですか?」と聞いたら「いやー、彼の小説に感銘を受けてねー。韓国に行くことがあったら一度お会いしようと思ってたのよ。で彼にメールしたわけ」とか。。。
それって、読者からのファンレターに作家が応じて会ってくれたってことじゃ。。。(^^;
恐るべし、中川さん。
ホンさんとは10分ばかりお話ししただけでしたが、スーパー有名人なのに本当に穏やかで腰の低い方でした。ゆっくりと噛んで含むような口調で話されるのですが、とっても聴き取りやすくて、逆にこちらもしゃべりやすい。一流の人ってなんでああ、分かりやすくしゃべられるのか。私もあんな風になりたいなあと思ったことでした。そして、帰国後、別件でメール差し上げたら、すぐにお返事をくださったりで、またまた感激。
ちなみに、ホンさんと中川さんは、私と別れた後、仁寺洞の料亭で会食されたそうです。使用言語はフランス語。うーむ、ちょっとかっこいいかも。どんな内容が話されたのか、それこそどこかで公表していただきたいところですが、今回はプライベートなミーティングとのことで、ちょっとそれは難しいのが残念といえば、残念ですね。
とまあ、こんな感じで、色々あったソウル旅行でした。
おしまい
プライベート・レッスンだと、生来のナマケモノゆえ、すーぐに、だらけるような気がして(^^;、グループ・レッスン希望なんですが(毎週決まった時間にやりたいし、競争じゃないけれど同僚から良い影響も受けたいし)、これがなかなか難しい。
昨日も、金山にある語学学校にレベル・チェックに行ってきたんですが、どうもワタクシ、結構しゃべれる(ように見える)らしいです。「あんたに合ったレベルのクラスはないよ、プライベートにしなされ」とのこと。
私のレベルはどんな程度かといいますと、まず知っている単語・表現がとてーも少ない。たとえて言えば、中学校で習う英語レベルです。ただ、それを使って、自分の言いたいことは、なんとか相手に伝えられることが多いですね。が、「おっ! こいつできるね。じゃー」ということで、相手が高速でだぁーーーっ!としゃべり始めると、とたんに苦しくなる。自分でしゃべる場合も、簡単な会話はともかく、ちょっと入り組んだことを言おうとすると、とたんに、ごにょごにょごにょ。。。(^^;
理解度50%でも、100%のようなフリをしてるので(コラコラ)、結構分かっているように思われがちなのですが、その実、正確性にはとてーも欠けるし、特に交渉ごとに使える会話レベルではないのですね。
シネマコリア関係の交渉ごとはだいたいメールで済ませるので、大きい問題はないんですが、それでもどうしても電話をかけないといけない(or 受けないといけない)ことがあり、今年『優雅な世界』が飛んだ時なんかはまさにそうなんですが、そういう時は、てんで使い物にならないんですよねー。もうちょっとなんとかしなくては。
そしてそして、先だっての久しぶりの訪韓で、周り(在韓の日本人の皆様)はやっぱり出来る人ばっかりで(当たり前)、ちょっぴり悔しかったりもしたので(←負けず嫌い)、10年ぶりに学校に通おうか?などと思ったわけです。
さてはて、こんなワタクシメのレベルにぴったりなグループレッスンは見つかるのか、それとも、プライベートレッスンにするのか。金山の学校は土曜日のクラスが一番レベルが高いらしいので、今週末、ちょっと見学してから決めようかと思ってます。
それにしても、今どきの韓国語学校、先生も生徒も皆さん若い女性が多くて、妙に緊張してしまいまする。(*^^*) 10年経つと身も心も「わんじょに あじょっしねー」(by 『8クリ』のシム・ウナ)