シネマコリアの代表が、韓国映画と格闘する日々をつづります


by seochon
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<   2011年 03月 ( 7 )   > この月の画像一覧

 今日は、名古屋駅から伏見、栄にかけて花コリのチラシを配布してきました。

 千枚単位になるとかな~り重いチラシを抱えて、ひたすら歩いてチラシ置きのお願い。お店の人と親しくなっておくと色々プラスなことが多いので、あれこれお話ししたり、お茶を飲んだりしていると、時間も結構かかります。が、そんな中で名刺交換して、また新たな人脈が深まっていったりもするので、たかがチラシ置きですが、侮れません。電話して郵送という手もあるんですが、やはり私は自分の足で歩いて配る派です。


 さて、そんなチラシ配りの最中、シネマスコーレで『KG カラテガール』(http://www.t-joy.net/kg/)を見て来ました。

 CJ Entertainment Japan が配給している日本映画ですが、ひっじょーに分かりやすいアドレナリン放出映画で堪能しました。美少女+カラテ+アクションという絶妙な組み合わせ。そして、「NO! CG No!ワイヤー No!スタント」で、ハリウッドや香港映画との差別化もきっちりされています。最後の決戦のシーンでは、ヒロインが女子校の制服で闘うのですが、回し蹴りをする度にスカートが円盤状にくるくるくるっと回ってとてーも美しい。これも他の国のアクション映画にはない部分です。

 「こりゃー 海外に売れるなー」と思って、エンドクレジットを注視していると…

 ななななんと、プロデューサー、脚本、アクション監督の一人三役で「西冬彦」さんの名前がっ!

 西さんは、一昔前、ギャガでアジア映画の買い付けを担当していた方。『カル』を大ヒットさせたのも、『魚と寝る女』でキム・ギドクを紹介したのも西さんです。『私の頭の中の消しゴム』も買ったのは確か西さんのはず。その後、アクション俳優になるべく退社されたと伺っていましたが、いやはやこのような形でご活躍とは。『少林少女』や『ハイキック・ガール』でプロデューサー、監督としてデビューされたのは伝え聞いていましたが、ご本人の作品をこの目で見たのは『KG カラテガール』が初めてです。

 帰宅して色々調べてみると、主人公の武田梨奈を見いだして英才教育をほどこしたのも西さん。脚本を彼女にアテ書きしたのも西さんとのことで、実質的に『KG カラテガール』は西さんの映画といってもイイですね。

 振り返ってみると、世界中どこに出してもそのままで通用する『カラテガール』というタイトル。日本の美少女ファン、アクションファンをターゲットにしつつ、海外をも視野に入れているであろう分かりやすすぎるストーリー展開。どれもギャガ時代に培った世界に通用する映画作りのノウハウが活かされているように感じます。日本映画にもかかわらず CJ Entertainment Japan が配給しているというのも、ひょっとしたら西さんがギャガ時代に形成した韓国人脈があったからかも。なにせ西さん時代のギャガは韓国映画を買いまくってましたから。

 昔、お仕事ご一緒した方のお名前を映画のエンド・クレジットで見かけるのはとてーも嬉しいことです。西さんもアジアを股にかけるアクション・ムービー・メーカーとして益々ご活躍されることでしょう。今度は、韓国がらみのアクション映画、期待してますヨ。
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by seochon | 2011-03-30 23:55

花コリ宣伝すたあと

 今年で4回目となる韓国インディーズ・アニメの祭典「花開くコリア・アニメーション」。略して「花コリ」。シネマコリアは名古屋会場を主催させていただきますが、先週から宣伝が本格化しました。

 4/16から始まる東京会場を基準とすると、やや遅れ気味だった宣伝準備がほぼ整ったのが3月の第2週。チラシのデザインも校正が完了し、さあ、やるぞっ!という矢先に起こったのが3/11の東日本大震災でした。

 東京会場のスタッフの安否確認に追われた週末。明けると、日を追うにつれ被害の甚大さが伝わってきます。相次ぐイベントの縮小・延期・中止のニュース。花コリも中止すべきか、延期すべきか真剣に悩みました。

 花コリは韓国インディペンデント・アニメーション協会との共同事業ですが、同協会と協議の結果、「このような時期だからこそ、『花開くコリア・アニメーション』を開催することが韓国から日本に対してエールを送ることになるであろう」と判断して、予定どおり開催することにしました。

 色々な考え方があるかと思いますが、私たちの開催趣旨などご理解いただきまして、「花開くコリア・アニメーション2011」を応援していただければ幸いです。

 小さな規模のイベントですので、派手なことはできませんが、震災に遭った人々に対して、そして韓国から日本に対して、何ができるのか、現在、韓国側および韓国のアニメーション作家の皆さんと協議中です。ささやかですが、何らかの形で“何か”をやることになると思います。“何か”については、決まり次第、公式サイトなどでご紹介させていただきます。


 さて、今年の花コリのチラシ・デザインはこんな感じになりました。

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 東京・大阪では既に都心を中心に配布が始まっています。名古屋も今週末から配布が始まる予定です。映画館などで目にされましたら、どうぞ手にとってご覧になってみてください。

 「花コリのチラシ、なかなか見かけないよう!」という方は、以下のURLをクリックしてご覧下さい。

■東京会場チラシ
 http://cinemakorea.org/korea_animation/tokyo_leaflet.pdf
■大阪会場チラシ
 http://cinemakorea.org/korea_animation/osaka_leaflet.pdf
■名古屋会場チラシ
 http://cinemakorea.org/korea_animation/nagoya_leaflet.pdf

 そしてそして、お誘い合わせの上、各地の会場に足を運んでいただければ嬉しく思います。


■□■花開くコリア・アニメーション2011■□■
 東京  4/16(土)・4/17(日)@アップリンク・ファクトリー
 大阪  4/23(土)~4/28(木)@PLANET+1
 名古屋 5/14(土)・5/15(日)@愛知芸術文化センター
 http://www.geocities.jp/ako790107/ianifest/

<Point1>
 世界的に注目を浴びる韓国の短編アートアニメを30作品一挙上映。
<Point2>
 日韓インディーズ・アニメ新世代の旗手、水江未来×チャン・スンウク両氏のトークバトルを開催(東京)。
<Point3>
 ソウルで単館公開されたインディーズ長編アニメの傑作『ロマンはない』を特別上映(東京・名古屋)、名古屋会場にはホン・ウンジ、スギョン両監督が来場し、アニメーション作家ツジシンヤ氏とのトークを開催。
<Point4>
 大阪会場では、韓国初の長編劇場用アニメ『少年勇者ギルドン』(1967年)を上映、シン・ドンホン監督と映画評論家・森卓也氏のトークを開催。
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by seochon | 2011-03-29 23:36
 毎号愛読している『DVD&ブルーレイでーた』の最新4月号を買ってみると…

 昨年、真!韓国映画祭で公開した『飛べ、ペンギン』が「オススメ ソフト・スルー Pick UP」のコーナーで紹介されていました。画像はページレイアウト、ちょっといじくってます。

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 真!韓国映画祭は、フェスティバル形式の劇場公開だから、DVDスルーぢゃないよう!(^^;という話しは置いておいて…

 韓国映画も、毎年、山のようにDVDスルー作品がリリースされていますが、このコーナーで紹介されたのは、ひょっとしたら初めてかも知れません。

 ビデオ・メーカーさんの営業が効を奏したのかも知れませんが…

 そうだとしても、映画のクオリティが伴ってこその掲載。

 ささやかですが「良い映画」の一つの証明ですかねー。

 ちょっぴりウレシイ出来事でございました。
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by seochon | 2011-03-28 23:36

下関で『祝祭』上映

 4/8(金)から始まる「しものせき映画祭」でイム・グォンテク監督の名作『祝祭』が上映されます。上映後には、崔吉城教授による講演「東アジアの映画文化」も。

 『祝祭』もすっかり旧作の部類に入ってしまいましたね。一応、この上映、12月に書いた記事「旧作上映のこととか、ノグンリ事件のこととか」での内容が実現したことになります。元々は『風の丘を越えて~西便制』を上映したいということだったのですが、諸般の事情で『祝祭』の上映になったようです。どちらも劣らぬ名作&上映機会の少ない作品ですから、近郊の方は是非ご覧になってみてください。シャーマニズム研究で高名な崔吉城さんが、どのような視点で「東アジアの映画文化」を語るのかにも注目です!

第10回しものせき映画祭
 4/8(金)~4/10(日)
 『祝祭』上映と講演「東アジアの映画文化」(東亜大学教授 崔吉城)
 http://www.shimonoseki-filmfes.info/
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by seochon | 2011-03-09 02:08

AQFF、まもなく始動

 Asian Queer Film FestivalのIさんからメールをいただく。

 ずいぶん前に、真!韓国映画祭で上映した『今、このままがいい』を上映していただけないか問い合わせたことがあったのだけれど、「今回は長編作品の候補が大変多く、やはり日本初公開の作品を優先させていただきました」とお断りの内容。

 いやはや、もう1年以上前の話で、こちらはすっかり忘れていました。(^^;

 わざわざご連絡いただいて恐縮です。。。

 『今、このままがいい』は、その後、全国のミニシアター&映画祭を巡回して、DVDもリリースされてますので、日本初公開作のクィア映画を紹介することを使命としているAQFFさんで上映すべき作品ではないですね。はい、納得してます。

 それはそうと、隔年開催のAQFF、今年の上映プログラムが決定し、現在開催準備に追われている段階とか。開催は、5月にシネマート六本木にて。Iさん自身、韓国映画好きとのことで、今回も韓国作品が最多になったそうです。

 セクシャル・マイノリティを扱った作品は、韓国でも年々増える傾向にありますが、その割に日本ではイマイチ紹介数が伸びてないような気がします。それだけにAQFFには、期待大ですね。

 現在、公式サイトなど突貫工事中とのことですので、近日、全貌が公表されると思います。

Asian Queer Film Festival
 2011年5月下旬、シネマート六本木にて開催!
 http://aqff.jp/
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by seochon | 2011-03-08 17:57
 帰宅すると、シネマコリア200X、真!韓国映画祭などでお世話になっている第七藝術劇場さんから会報誌が届いてました。

 それによると・・・

 2/26(土)から朝鮮映画『安重根 伊藤博文を撃つ』が上映中です。

 大阪アジアン映画祭に参加される方は、時間をやりくりして、こちらもご覧になるとよいかも。

 1979年の古い作品ですが、しっかりした作りの作品であったと記憶しています。最後に「安重根の義挙をもってしても日帝の植民地化は避けられず、解放には真の英雄(=金日成)の登場を待たなければならなかった・・・」というようなナレーションが入るのは朝鮮映画のお約束。そういった北朝鮮史観(?)を体感するのも面白いでしょう。

 配給は、2009年に「北朝鮮映画週間」を企画したカナリオ企画。DVによる上映です。

 ナナゲイでは、3/18(金)まで週替わりで時間を変えながら上映されます。詳細は同館のサイトでご確認ください。

第七藝術劇場
http://www.nanagei.com/
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by seochon | 2011-03-05 01:53
 とってもお久しぶりの更新になってしまいました。

 2月中旬から何をやっていたのかというと・・・

 「花開くコリア・アニメーション」のツメの作業です。

 映画祭は、だいたい開催2ヶ月前に開催要領を確定させるのがセオリーです。

 なぜかというと、2ヶ月前にすべての開催要領が決定すれば、宣伝に十分な時間をかけられ、月刊誌にも掲載がギリギリ間に合う(かも知れない)。そして、開催1ヶ月半前~1ヶ月前にはチラシが納品されるからです。東京国際映画祭のような大手の映画祭であれば、観客の注目度も高く、マスコミもばんばん報道してくれますので、開催要領を確定させるのは開催1ヶ月前で十分なのですが、こつこつ地道に宣伝しないといけない小規模な映画祭は、やはり2ヶ月前が理想です。

 シネマコリアがハンドリングする花コリ名古屋会場は、GW明けの5/14(土)・15(日)@愛知芸術文化センターにて開催となりました。ですので、本来のピークはもうちょっと先になるはずだったのですが、トップバッターの東京会場が4/16(土)スタートのため、それにあわせて各種調整作業に追われていたというわけです。

 会場と日程の確定、共催・後援の申請、上映作品の鑑賞(字幕はまだ付いてないです)、チラシ&HP用原稿の執筆、ゲストの交渉、予算の折衝など、その他あんなことやこんなことをやっていると、なかなかブログに記事を書く時間がない。。。映画祭で主要な役割を果たしながら、ブログやツイッターをガンガン更新している方もたまにいらっしゃいますが、ホント尊敬に値します。なかなかできることではないですヨ。

 ちなみに、花コリは、会場が東京・大阪・名古屋と分散していて各会場に担当者がいながらも、大元の主催者はソウルの韓国インディペンデント・アニメーション協会とややこしい組織構成になっているので(シネマコリアがかかわる企画はそんなのが多いです^^;)、メールのやりとりだけで全員のコンセンサスを得ながら話しを進めていく必要があり、労力は単一会場の映画祭の倍かかってる印象です。

 とまれ、名古屋会場の開催要領は今週の頭に確定させ、チラシ原稿もデザイナーに送付済み。来週は、共催・後援の申請結果を待ちながら、チラシや字幕の校正作業に入りますが、本格的な宣伝開始までちょっと一息という状態になりました。

 という訳で、明日からは、かねてから楽しみにしていた大阪アジアン映画祭に参戦します。まずは杉野希妃特集、もとい、深田晃司監督特集を制覇する予定。一日、シネ・ヌーヴォに入り浸りますぞ。


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花開くコリア・アニメーション2011 ~韓国アニメーションでご一緒にお花見はいかが?
 東京:4/16(土)・17(日)@アップリンク・ファクトリー
 大阪:4/23(土)~@PLANET+1
 名古屋:5/14(土)・15(日)@愛知芸術文化センター
 http://www.geocities.jp/ako790107/ianifest/
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by seochon | 2011-03-04 16:23