シネマコリアの代表が、韓国映画と格闘する日々をつづります


by seochon
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シネマコリア2009は…(4)

「韓国古典アニメ特集」。

↓こんな開催要領になりました。

http://cinemakorea.org/filmfes/

チェケラッチョよろしくお願い致します。

上映作品は…

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『少年勇者ギルドン』(1967年)

いわゆるひとつの洪吉童(ホン・ギルドン)ものですが、原作小説にはないおちゃめなキャラが出ているなど(画像・右側の少年)、ナイスなアレンジがされています。そしてそして、これが記念すべき韓国初の長編劇場アニメなんでございます。

もう一本が…

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『ロボット・テコンV』(1976)

ご存じの方も多いと思いますが、韓国を代表するロボット・アニメでございます。特に公開当時おこちゃまだった386世代のクリエイターに多大な影響を与えた作品でして、今でもよく映画でその主題歌や主役ロボが引用されています。シネコリ上映作品ですと『品行ゼロ』とかですね。なので、ご覧になっておくと他の作品の理解の助けとなることでしょう。


で、例によって例のごとく監督様が2人とも来日されます。

映画も楽しみなんですが、監督2人のお話しは更に楽しみです。ワタクシ的には、やはり日韓映画関係といったテーマに関心がありまして、色々調べてみると、1965年の日韓国交正常化直後から、日本アニメの韓国下請け製作が始まっている。その第一号は「黄金バット」だったりするんですが、韓国で初の国産劇場アニメが公開される頃から下請けが始まっていたというのは、その後の韓国アニメの発展経路に否が応でも影響があったはずで、色々聞いてみたいことテンコ盛りなんですわ。

また、今年他界したユ・ヒョンモクは実は何本かアニメをプロデュースしていて、その中の一本が『ロボット・テコンV』。未確認ではあるのですが、『少年勇者ギルドン』の監督もユ・ヒョンモクと一緒にアニメの仕事をしているっぽいので、これを機にユ・ヒョンモクの知られざる側面(実はアニヲタ?^^;)を垣間見ることもできるのではないかと思ったりもしています。

まーとにかくですね、60年代・70年代の韓国アニメがちゃんとした形で日本に紹介されるのは、たぶんこれが初めてでして、当時をリアルタイムで知る老監督(御年82&68!)の話しを直接伺えるというのは、掛け値なしにこれが「最初で最後」になっちゃうかも知れません。

断言しておきますが、これまでシネコリで手がけてきた企画は数多あれど、今回が希少性・資料性といった意味で、最も価値あるものです。特に日韓アニメ史、世界のアニメ史を研究しているような方は、万難を排して参加すべきですよ。

っちゅーわけで、11/7は名古屋へカジャ!(by「誤発弾」)ですムニダ。
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by seochon | 2009-09-15 00:51