シネマコリアの代表が、韓国映画と格闘する日々をつづります


by seochon
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

<   2007年 06月 ( 12 )   > この月の画像一覧

Too Tired To Die

といった表現がぴったりな怒濤の一週間でゴザイマシタ。

死ぬかと思った。。。(^^;

クイズの答えはこちら

毎度毎度ですが、全問正解の方にはもれなくワタクシの愛を差し上げます。

サランヘヨ~~~(←開催前に早くもこわれちゃったかも^^;)
[PR]
by seochon | 2007-06-29 19:43
 今年のSSFF、ユ・ジテが審査員で来日しますが、スペシャルトークイベントが追加で発表されました。チケぴのサイトで確認した限りではまだチケット余っているようです。

6/30(土)19:50@ラフォーレミュージアム原宿
「Special 2」ユ・ジテ×別所哲也×古家正亨のスペシャルトークイベント

詳細は以下のURLをチェケラッチョです。

http://www.shortshorts.org/2007/ja/news/index.php#news_105
[PR]
by seochon | 2007-06-23 00:36

クイズその4

ささ、どんどんいきましょう。

この映画は何でしょう?

ヒント1
歴史上の人物が主人公です。とはいえ有名な人ではありません。むしろ無名に近い人です。

ヒント2
この人物は温泉で有名な場所で最後の時を迎えます。現地に行くと慰霊碑が建っています。

ヒント3
シネマコリア2007で上映することになったら、小泉さんに招待状を出そうと思ってます。

ヒント4
昨年、シネマコリア2006で上映しようとして出来なかった作品です。別の映画祭で既に上映されていますが、監督の来日もなーんにもない、すったかたんな上映だったので、改めてきちんと紹介し直したいと考えています。

とりゃ~~~ 気合いが入ってきました~~~
[PR]
by seochon | 2007-06-23 00:02

クイズその3

簡単すぎますでしょうか。ちょっとだけ難しめにしてみます。

この映画は何でしょう?

ヒント1
小説が原作です。

ヒント2
386世代の思いがぎっしり詰まっています。ちなみに私は今年486世代に昇格(?)しました。

ヒント3
監督は現在、フランスにいるらしいです。といってもキム・ギドクではないです。

ヒント4
シネマコリア2007上映作品だと、とっても嬉しいんですけど、監督を呼ぶ場合は、パリ・東京間のフライト・チケットを提供しないといけないので、予算的につらいわー(^^;

宝くじ買おうかな。。。
[PR]
by seochon | 2007-06-22 17:50

クイズその2

この映画は何でしょう?

ヒント1
初対面の人でもグーで殴る人が出演しています。

ヒント2
名古屋でオリンピックが開催されていたら、この事件は起きなかったかも知れません。

ヒント3
流行語になりました。

ヒント4
シネマコリア2007上映作品だといいですねえ。(^^;

うほほ
[PR]
by seochon | 2007-06-21 00:01

クイズその1

この映画は何でしょう?

ヒント1
俳優ビッグ3と呼ばれる人物が主演しています。

ヒント2
今年公開された映画です。

ヒント3
カンヌ受賞対象作ではありません。

ヒント4
シネマコリア2007上映作品かも知れません。(^^;

るるる~

シネマコリア2007の発表が近づいている予感がしますねー
[PR]
by seochon | 2007-06-20 01:41

外を見る目

 昨年シネマコリア2006で、日本人も出演&製作参加している『まぶしい一日』を上映したところ、韓国在住の日本人関係者、またはその友人が、何人か来日して東京会場を視察されていった。で、皆さん一様に会場の異様な(?)盛り上がりに痛く感動されたご様子。そのうちのお一人が打ち上げで、「自分もシネマコリアの日本映画版をソウルで開きたい!」と熱く語ってらした。あれから約10ヶ月。その方からメールをいただく。10月にソウルで開催される在外同胞映画祭のスタッフになった、というご報告だった。

 今年、3回目を迎える在外同胞映画祭は「朝鮮・高麗・コレア・コリア 疏通する」というスローガンの下、全世界700万にのぼる在外同胞が作った作品や、彼&彼女らを題材にした映画を上映する映画祭。過去の上映作品を見ると「送還日記」、「選択」、「もし、あなたなら2 五つの視線」の一編「鍾路、冬」、「在日」、「ウェディング・キャンペーン」、「キムチを売る女」といった作品が並ぶ。どれも好きな作品。昔の韓国映画はとにかく内向きでウリウリな作品が多かったけれど、最近は外を向いた映画、外から韓国内を見た映画が増えている。とてーも、いいことだと思う。これらの作品によって、韓国という国が、より客観視され、相対化されていくだろうから。その中で在外同胞がしめるポジショニングは、マイノリティとはいえ、どんどん重要になっていくのだろうな、とも思う。その意味でも意義深い映画祭。できうることなら、この映画祭をそのまま全部日本に持ってきたいくらい。にゃはははは。

 メールの主からは、今後の映画祭の業務について2・3のアドバイスを求められる。返答ついでに、上映したら面白かろうと思える在日映画をいくつかお知らせする。


 今秋、韓国で新しい映画祭が始まる。その名は、ソウル忠武路国際映画祭。忠武路(ちゅんむろ)は、昔、映画会社が密集していた場所で、「ハリウッド」がアメリカ映画の代名詞となっているように、「忠武路」は韓国映画界の代名詞となっている。現在は、ほとんどの映画関連会社は江南に行ってしまったので、「名ばかり」ではあるのだけれど。この映画祭が忠武路復活の原動力になっていくのかな?

 映画祭の委員長は、キム・ホンジュン監督。その全貌はまだ発表されてないけれど、「発見」「復元」「創造」がキーワードになるそうで、これまで韓国ではあまり重視されていなかった古典映画の復元、70年代80年代に一般市民が撮った8mm映画の保存といった作業にも着手する可能性があるらしい。キム・ホンジュン監督と言えば、最近では、韓国映画の自分史を撮ったドキュメンタリー「マイ・コリアン・シネマ」シリーズで知られるけれど、今後もソウル忠武路国際映画祭を通じて、続編が発表されていくのかな?と、ちょっぴり期待。

 忠武路映画祭は今年10/25~11/2に開かれる。東京国際映画祭、ぶっちしてソウルに行かれますか?
[PR]
by seochon | 2007-06-16 18:18

プリントって何?

 一般にフィルムと呼ばれているものを、ギョーカイ用語(?)で「プリント」といいます。写真でL版プリントとか言ったりしますが、あのプリントです。なぜそう呼ぶのか?という理由はよく知らないのですが(^^;、撮影用フィルム、プリント用フィルムという言葉があるので、要するに原盤ではない複製物のことをプリントと呼んでいるのかな、と。間違ってたらツッコミお願いします~


 で、先日、ある作品のプリントが韓国から届きました。皆さん、本物のプリントって間近で見たことあります? という訳で、初めて写真のアップロードに挑戦!
a0101620_184832.jpg

 これが韓国から国際宅急便で届いた荷物です。側面にハングルが書いてありますね。箱の上面が異様に盛り上がってますが、これは5巻用の箱にむりやり6巻入れて送ってきたからです。アバウトですね~ ケンチャナヨ~
a0101620_1849988.jpg

 テーピングでガチガチに固められた箱の上部をカッターで切り取って開いたところです。中にプリントの入った銀色のケースが見えますね。ちなみに箱の四隅に空間が空いてます。中の荷物が輸送中に動かないように、日本人はこういう空間に新聞紙などを詰めます。でも、韓国の方はそんなことはいたしません(というよりそんなことするのは日本人くらいかも)。隙間空き放題です。アバウトですね~ ケンチャナヨ~
a0101620_18493785.jpg

 箱の中に入っているケースを取り出したところです。全部で6巻あります。映画のプリントは120分ものですとだいたい全長12,000フィート、約3.5キロくらいになります。これを同心円状にぐるぐる巻いていくと直径がとんでもない大きさになって、とっても持ち運びに不便。そこで、2,000フィートくらいで切って、リールに巻き付けていきます。そうすると、ちょうど片手で持ち運びできるサイズの円が出来上がります。それがこれ。ケースのふたを開けたところです。
a0101620_1850332.jpg

 これで一巻です。上映時間でいいますと20分くらいになります。120分ものの映画ですと六巻、100分ものですと五巻になりますね。

 ちなみに、五巻または六巻に分割されたプリントをどのように一本の映画として上映しているかというと、再度一本につなぎ直してから一台の映写機で上映する方法と、2台の映写機で一巻ずつ切り替えながら映写する方法の2つがあります。今時のシネコンは前者、試写室やホールなどは後者がほとんどです。シネマコリアで使った会場で言うと、キネカ大森は前者、イイノホールは後者です。


 プリントが到着したときは常に緊張します。プリントは世界中の映画祭を巡回しています。日本人はこういった上映素材を非常に丁寧に扱いますが、そうではない国のほうが圧倒的に多いので、本当に空けてビックリ玉手箱状態。あまりにも状態が悪く上映に耐えられないと判断される場合は、別のプリントを再輸入して差し替えなければなりません。実際そういうことは2度ありました。今回のプリントは随分と早めに送ってもらえましたが、作品によっては、開催一週間前に到着するものもあり、そういうプリントの箱を空ける際は、パンパン!と柏手を打って祈るような気持ちでふたを開けます。(^^;


 到着したプリント、書いてある文字は当然のことながら韓国語か英語。中味をチェックし終わったら、日本人にも分かるように、銀色の各ケースに邦題と何巻目かを書いた紙を張り、青い箱にもタイトルや各種フォーマットを書いた紙を貼り、梱包し直します。なにもそこまでやらなくても、と思われるかも知れませんが、これらの作業を怠ると、映写技師が間違えて、別の作品をかけたり、途中で間違った順番で巻をかけるといった事故が起こる可能性が高まります。実際にはそんなトラブルはほとんど起こりませんが、転ばぬ先の杖、ですね。

 今、このプリントは東京の現像所で「テレシネ」という作業を行っています。テレシネとはフィルムをビデオに変換する作業です。実際に上映するプリントを使って字幕作業用のビデオを作成するのです。これが終わると次はいよいよ字幕製作に入っていきます。
[PR]
by seochon | 2007-06-14 19:22
 チャヌク本『パク・チャヌクのモンタージュ』の邦訳校正が、やっとこ終了。

 当初2・3日で終わると思っていたのですが、結局一週間以上かかってしまいました。理由は2つ。ひとつは翻訳者がどうも韓国語を母語とする方のようである、ということ。もうひとつは、パク・チャヌクが外国映画をとてーも引用するので、韓国語タイトル→英文タイトル→邦題といった調査&確認作業に素晴らしく時間がかかってしまったということ。

 あまりに手間がかかるので、途中何度も投げ出したくなりましたが(^^;、最後までやり通せたのは、ずばり内容が面白いからです。全体は、[第1部]エッセイ、[第2部]自作の撮影日誌やインタビュー、[第3部]外国映画のチャヌク・レビューの三部構成になっていますが、インタビューもチャヌク自らが執筆したもの(インタビュアーから質問事項を受け取って回答を自分で書く方式)なので、全編、パク・チャヌク本人が書いたと言ってよい本です。

 第2部ですが、『復讐者に憐れみを』と『JSA』に絞った内容になっています。チャヌクのフィルモグラフィーは、

『月は... 太陽が見る夢』
『3人組』
 短編『審判』
『JSA』
『復讐者に憐れみを』
 『もし、あなたなら~6つの視線』の短編『N.E.P.A.L. 平和と愛は終わらない』
『オールド・ボーイ』
 『美しい夜、残酷な朝』の短編『韓国編 cut』
『親切なクムジャさん』
『サイボーグでも大丈夫』

こんな感じになりますが、彼の作品の中で一番のヒット作『JSA』は実は異端な存在。ほかの作品は、非常に個性的でマスには受け入れられない可能性を秘めた「とんがった」作品(それをチャヌクはBムービー[B級映画]と呼んでいます)ですが、『JSA』だけは分かりやすく誰もが感動できるように作られた大衆的な映画(Aムービー)。BからスタートしてAにトライし、ふたたびBに回帰していく様が本人の言で語られる第2部はこの書籍の白眉で、作家チャヌクを考える上で、とても重要なパートです。

 『復讐者に憐れみを』が韓国で公開されたとき、あの『JSA』を作った監督の新作がこれ?といった論調が出ましたが、チャヌクの中ではある意味元に戻っただけで矛盾はないのですね。が、そうなると『JSA』の前の2作品も見たくなる、というのが人情でして、校正原稿を戻すとき、書籍発売のおり2作品のDVDを付録で付けてはどうか?と一筆したためたのですが、先ほど出版元から「むずかしいです~」とのお返事が(涙)。

 うーむ。ギドクの『鰐 ~ワニ~』『ワイルド・アニマル』に続いて、チャヌクの『月は... 太陽が見る夢』『3人組』も上映されないものか?と天に向かって祈ってしまったワタクシでした。(^^;

 チャヌク本、期待していただいていい内容だと思います。特に『復讐』が好きな人は購入必須です!
[PR]
by seochon | 2007-06-08 19:16

意外と役に立っている話

その1

 フジテレビで放送されている『韓タメ!』の制作会社から電話。『ウリハッキョ』を紹介したいという。なぜうちに問い合わせを?と聞いてみると、シネマコリアのサイトに掲載されている情報を見て、この映画の存在を知ったという。幸い、東京の自主上映を仕切っている方とは先日電話でお話ししたところだったので、そして、この方は監督とも直接やり取りをしているとのことだったので、そちらに連絡しては?と紹介する。どんな形でOAされるのか、興味津々津々浦々。(^^;

 韓国エンタメ情報は今や供給過多な印象すらあるけれど、さすがに自主上映の情報となると、情報源が限られてしまうのだろうか。困ったときのシネマコリア、あそこに行けばなんか他では得られない情報がある、と認識されているのならそれはとても嬉しいこと。上映したい人と報道したい人のマッチングの場になっているなら、それに勝る喜びなし。


その2

 昨年の話し。とあるフリーの編集者から突然のメール。韓国映画の評論本を出したい、つきましてはアドバイスを、との内容。「紹介」本は山ほどあるけど、きちんとした「評論」本は意外なことにほとんどない。なら自分で作りたい。映画ファンに韓国映画の良さを伝えたい、などなど熱い言葉が並ぶ。そして、最後にこんなことが書いてあった。
「韓国映画とハングル(当時)」内で、作品レビューを書かれている方はライターさんなのでしょうか?

 ああ、要するに原稿依頼されたい訳ですね。。。(^^) ご本人に確認をとった上で、ご紹介する。複数ライターで本を作りたいとのことだったので、他にも心当たりを何人か紹介。そして、出来上がったのがこの本。

『「映画ファンのための」韓国映画読本 “男目線”のコリアン・ムービー・ガイド』
 ソニー・マガジンズ 2007年5月刊 2,200円

 男性執筆陣7名による、韓国映画150選のレビュー本。確かにこういう本は今までありそうでなかったかも。これを読んで新しい観客層が韓国映画を見るようになる、という効用もあるでしょうが、それよりも既に映画を見ている人が読んで、ああこういう解釈・発想もあるのかと「目から鱗」の効果の方が強いかも知れません。ちなみに私もちびっとだけ書いてます。書店で見かけたら読んでみてください。

 と、ちょっと本のプロモーションが入りましたが(^^;、それはさておき、HPに掲載された記事がきっかけで書き手に原稿依頼が来るというのは、これまた嬉しい話し。アクセス数は全盛期の3分の1、4分の1まで減っちゃってますが、見る人はちゃんと見ているのね、ということが再確認できたのも嬉しいこと。能力のある人と人材を探している人の出会いの場になっているのなら、それに勝る喜びなし。

 蛇足ですが、先日紹介した寺脇本のベスト10と、今回の男本で大きく取り扱われている21本、どちらにも入っている作品は、『ペパーミント・キャンディー』『殺人の追憶』『オアシス』『悪い男』『グエムル -漢江の怪物-』『トンマッコルへようこそ』の6作品。ここらが映画ファン、イチオシの韓国映画ということになるのかな。


その3

 キネ旬の編集長Sさんから退職のご連絡を受ける。

 Sさんとの出会いは1998年末のこと。いきなり「HP見てます。韓国映画の原稿を依頼したい」という内容のメールが来て、びっくりした。当時のアクセス数は一日100とかそんな程度。しかも、韓国映画について紙媒体に書いた経験は一切なかった。にもかかわらず、会ったこともない人にいきなりの原稿依頼をされるとは。。。嬉しいより、非常な重責を負った気がして、とてーも緊張してしまったことを覚えている。当時は韓国映画ルネサンスが始まったばかりの頃。下手な記事は書けないと気合いを入れて書いた。何年か後、とある人から「あの時のキネ旬の記事読みました。あれで韓国映画に関心がわいたんですよ」と言われ、嬉しいやら恥ずかしいやら。。。

 評論家のレビューが興行に影響力をもたなくなったと言われる昨今。寂しいことに、それはたぶん事実なんだけど、でも、たった一行の文字が、読者を韓国映画の世界へ誘うこともある。だから、短い記事でも気は抜けない。


 最後に、まとめ。ブログ全盛の昨今ですが、HPも意外と(?)役にたっているのよん、というお話しでした。ブログだけの方、メルマガだけの方、掲示板だけの方、ちょっとHP立ち上げてみては? とまたまた悪魔の誘い。(^^;
[PR]
by seochon | 2007-06-07 02:38