シネマコリアの代表が、韓国映画と格闘する日々をつづります


by seochon
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本を出版してみる?

 KOFIC(韓国映画振興委員会)からメール。

 「Korean Cinema:from Origins to Renaissance」を出版したので、宣伝してくれとの内容。

 冊子は海外向けの英文。韓国映画の創生期・植民地時代から、「ルネサンス」と呼ばれる1996年以降までを、時代ごとに区分して記述した、いわば「韓国映画通史」。コラムっぽい記事も収録されている。KOFICの英語版HPにアクセスして、「Publications」→「Korean Film History」とたどったところに、書籍の内容のかなりの部分が公開されている(全文ではない感じ)。400ページを越えるかなりのボリューム。

 内容はまだ読んでないのだけれど、韓国映画史をざっくり概略理解する上では、かなり役に立ちそう。問題は英文ということ。誰でもさくさく読めるわけではない。

 こういった冊子。翻訳出版したらどれくらいの部数出るのかなあ? 想像もつかない。

 という訳で、緊急アンケート。

 「Korean Cinema:from Origins to Renaissance」の邦訳、またはそれに準ずる書籍、出たら買うぞと言う方は、この記事にコメントをお願い致します。関連して、リクエストもどうぞ。実際に出版するとなると、単なる翻訳ではなくて、日本側である程度味付けした方がいいでしょうし。

 欲しい方が多そうなら、出版社に話を持ちかけてみます。プレゼンする際、ほれこの通り、こーんなにたくさんの人が、この本を望んでますよ、と実例を示した方がアピール度が高いので、その意味でもコメント、宜しくお願い致します~~~
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by seochon | 2007-05-10 18:40

今日も営業、明日も営業

 なぜだか知らないけれど、映画祭といえば秋口に開催されるものが多い(ゲイジュツのアキだから? ベタベタや~ん)。通常、開催の2ヶ月前に作品&スケジュールなどを確定&発表できると理想的と言われている。なぜかというと、月刊誌の掲載に間に合うから。そして、3ヶ月から6ヶ月前に上映作品を選定しているケースが多い。9月~11月開催の映画祭は今がセレクションの真っ最中。

 というわけで、『まぶしい一日』を上映していただくべく、これは!と思える映画祭にアプローチを続ける毎日。映画祭といっても色々で、レスポンスの早いところ、遅いところ、フレンドリーな内容で返事をくれるところ、事務的なお返事のところ、同時期開催であってももう既に作品選定の佳境に入っているところ、これから会議を立ち上げるところ、ディレクターの鶴の一声で決まるところ、完全合議制のところと、まあホントに色々です。

 アプローチを続ける中、面白い反応をして下さる映画祭がひとつあり。スタッフの方がシネマコリアのHPをチェックしていて、昨年上映した作品が気になるという。「未配給作品ですから、韓国と直接やりとりしないといけないし、プリント(フィルム)も輸入しないといけないし、字幕も入ってないから、手間もお金もかかりますよ」と一筆書いたところ、「ハードルは高そうですが、まずは内容を知りたい」とのお返事。そうこなくっちゃ。金銭的&技術的なハードルが高いと聞いてびびってるようじゃダメダメ。経験上、「お金かかりますよ」と言って「いくらくらい?」と問うてくるところは大抵見積もりを聞いた時点であきらめる。「難しそうですが、まずは検討してみます」と一歩踏み出すところは、うまくいくケースがある。考える前にまず行動。これですね。

 同じメールにこんなことも書いてあった。

 「われわれのような映画祭の場合、メンバーが、いかに熱を入れたいかが観客動員に大きな力となります」

 スタッフの熱意が観客に伝わって動員に繋がるというのは確かにある。規模が小さければ小さいほどその傾向が強い。というわけで、こういう映画祭であれば、作品さえ気に入っていただければ、諸々のハードルも越えて下さることでしょう!と願いを込めて、作品の資料をお送りする。うほほ。


 帰宅すると、先日、知り合いの監督の作品を売り込んでおいた映画祭のディレクターから電話。「なんとか上映したいと思っているので、資料を送って欲しい」とのこと。うーん、周りの反対があったりとかするのかしらん?と一抹の不安がよぎる。「簡単なものでいいので」とのリクエストだったが、自らの不安を払拭する意味で、精選した新聞掲載記事その他を、うりゃあ!と念を込めてFAXする。

 念ずればかなう・・・といいなあ(ちょっと弱気)。
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by seochon | 2007-05-10 18:15
 『テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいる(久しぶりに書いてみると、いかに長い題名か実感^^;)』以来、懇意にさせていただいている宣伝会社グアパ・グアポからメール。

 韓流シネマ・フェスティバル2007の開催が決まった旨のプレスリリース第一弾が添付されている。そうですか、今年もグアパ・グアポさんが韓流シネフェスの宣伝担当されますか。

 今年のシネフェス、テーマが"新・韓流ルネサンス"となっている。コピーは「あらたなるシネマの未来がそこにある。新・韓流ルネサンス、作品主義宣言!」。昨年は「俳優主義」だったように感じるけれど、今年は「作品主義」を提唱。とはいえ、スタームービーも目白押し、と言うか、今の韓国映画では作品主義とスター主義を厳密に分けることは難しいと思う。両方兼ね備えているのが理想的なわけでもあるし。

 シネマコリアは何主義なんだろう? アートフィルム系の作家という意味なら作家主義ではきっとない。単純にスター主義とも作品主義とも言い切れないような気がする。うーん、なんだろう? あえて言えばソチョン主義?(笑) 作品選定は合議制ではない。色んな経緯で決まるのだけれど、最終的にソチョンが実際に見てO.K.出さないと上映されないのは事実。とはいえ、ひとりで決めてるわけでもない。色々な人の意見を聞く。お客様からのリクエストはあくまで参考にするだけ・・・のつもりで受け付けているのだけれど、これがまた案外影響受けていたりもする。2年前の『黄山ヶ原』がそうだった。この映画は方言がきついこともあってヒアリングが全く駄目で、本当の良さの半分も分かってなかった。けれどその前年のリクエストで熱心な投票があったのが頭に残っていて、『達磨よ、ソウルへ行こう』と俳優が被っていることもあって、上映を決めた次第。で、字幕が出来上がって観てビックリ。いやはや、こんな意味深い作品だったとは。。。(落涙) 他人の意見は聞いてみるものである。

 さてさて、韓流シネマ・フェスティバル2007の概要は以下のとおり。

韓流シネマ・フェスティバル2007 ~新・韓流ルネサンス~

 2007年夏、シネマート六本木&シネマート心斎橋にて東京・大阪同時スタート、順次全国公開予定
 上映作品は『卑劣な街』『ミスター・ロビンの口説き方』『チ・ジニ×ムン・ソリ 女教授(原題:女教授の隠密な魅力)』ほか
 全上映作品は後日あらためてご案内


 話は変わるけれど、先日『映像翻訳完全ガイドブック』というムック本を読んでいたら、グアパ・グアポ(冒頭に書いたシネフェスの宣伝を担当する会社)のことが記事になっていた。社名はスペイン語で「イイ女、イイ男」の意味で、「ガッポガッポ儲かる」という願いも込められているそうだ。前者は知っていたけど、後者は初耳。うーみゅ、ダジャレを社名にするとは、恐るべし!グアパ・グアポ(ちがうって)。

 ちなみに、シネマコリアはそのまんまな団体名だけれど、団体名決定会議では当初「シネ・コリア」で確定していた。が、後日「死ねコリア」とも読めて、まずくない?という意見が出て、「シネ」を「シネマ」にして中黒をとって、今の団体名に落ち着いた。最近では掲示板などで「シネコリ」と略式表記されている例をちらほら見る。四文字に短縮してもらえるようになったら、一人前だね!と密かに喜んでいる。
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by seochon | 2007-05-07 21:06

韓国映画資料館

 大阪の友人から連絡あり。GWを軽井沢で過ごすので、帰路、名古屋で会おうと。映画繋がりの人なので、最近一番のお気に入りの映画館、伏見ミリオン座のオープンカフェで待ち合わせる。あれこれ話題が出る中で、神戸に「神戸映画資料館」が出来たことを教えてもらう。

 大阪に、安井喜雄さんという映画界では名の知れた方がいらっしゃる。日本、いや世界でも有数の映画コレクター。その貴重な資料の数々は大阪の「プラネット映画資料図書館」に所蔵されている。安井さんはその代表。プラネットには日本映画の中の朝鮮・韓国人のフィルムも多数集められており、安井さんは2005年の山形ドキュメンタリー映画祭の在日特集「日本に生きるということ」でコーディネーターをされている。また、何年か前、富川ファンタスティック映画祭が戦前の日本アニメを特集したとき、そのフィルムはプラネットから貸し出されている。そんなわけで、韓国の映画研究者もよくプラネットを訪れるという。何年か前に上映スペース「プラネット+1」が独立して、映画館とは違うのだけれど、時々ロードショー作品もかけている。韓国映画では『チャーミング・ガール』がここで公開された。

 で、話題の神戸映画資料館。神戸といえば、日本における映画発祥の地。NPO神戸100年映画祭、なんて映画祭もある。神戸映画資料館は安井さん他の協力を得て(安井さんが館長)、貴重な映像コレクションを収蔵、展示、上映できる施設として今年3月末にオープンした。カフェ・ダイニングスペースや資料閲覧スペースもある。館内の様子はこちら

 いわゆる映画館ではないけれど、上映会も開かれる。今のところ、週末の金土日3日間のみ。金曜夜一回(無料)、土日は各2回上映(有料)。韓国映画も上映されている。4/27(金)~29(日)の期間、『アリラン』が上映された。もちろん、失われた伝説の名画『アリラン』ではなくて、1968年にリメイクされたユ・ヒョンモク版。これからもなかなか他では上映されない作品がお目見えするという。5月は韓国映画の上映はないけれど、6月にはエジプト映画や韓国映画を中心としたプログラムが組まれるようだ。


 韓国映画でも、こういう映画館じゃないけど上映設備もあって、資料その他図書館的なスペースやカフェなども併設された空間が出来ないものかなあ、とふと思う。シネマコリアも年々大きくなってきているけれど、今の運営体制を続けるのであれば、昨年の規模がもう限界。もし、更に大きくするならば、やはり常設の事務所とスタッフが必要となる。でも映画祭は年一回だし、配給業務もしょっちゅうやるわけではない。となると、事務所+αの機能を備える必要があって、一番可能性があるのは、コンパクトな上映スペース(35mm、16mm、ビデオプロジェクター完備)、資料スペース(書籍、DVDほか)、喫茶軽食スペースを備えた複合施設。そこに事務所機能も置いて、シネマコリアの団体所在地もそこにするわけだ。これを「韓国映画資料館」と名付けてみる。

 うーん、あるといいねえで終わるのか、それとも実際に出来るのか。それは神の味噌汁。もとい、神のみぞ知る。(^^;

 ※ 「韓国映画資料館」については、ソチョンの無責任な妄想です。
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by seochon | 2007-05-06 20:33

気になるニュース(5/5)

5,400億ウォン規模の映画発展基金スタート
 スクリーンクォータ制縮小の替わりに創設された映画発展基金が4/27より施行(既存の映画振興金庫は廃止)。現在、基金には1,654億ウォンが確保されており、2014年までに5,415億ウォン準備予定。財源は政府支援金、法人・個人の寄付金、映画館入場料に対する3%の課金など。

→映画を見れば見るほど基金が膨れあがる仕組み(今もそうだけど)。映画祭にも応用できないだろうか?

『ウリハッキョ』 劇場公開+自主上映で3万人を動員
 『送還日記』で韓国内に生み出された自主上映ネットワークの存在が大きい。日本、オーストラリア、アメリカ、カナダなどの同胞社会でも上映予定。

→ 在日コミュニティだけで上映するのがこの映画にとってプラスかどうか、ちょっと悩みどころ。

『イカサマ師2』 チャン・ジュヌァンがメガホンを取る
 『地球を守れ!』のチャン・ジュヌァンが『イカサマ師2』の監督に内定。

→ 期待&意外 ムン・ソリは出るのか?

2007年韓国映画産業パワー50(シネ21選出)
1.チャ・スンジェ(サイダスFNH共同代表、韓国映画製作家協会会長)
2.キム・ジュソン(CJエンターテイメント代表)
3.カン・ウソク(監督)
4.キム・ウテク(ショーボックス代表)
5.ポン・ジュノ(監督)
6.チョン・フンタク(iHQ代表)
7.パク・チャヌク(監督)
8.キム・グァンソプ(ロッテシネマ代表)
9.ソン・ガンホ(俳優)
10.イ・ジュニク(監督、シネワールド代表)
11.キム・ドンホ(釜山国映画祭共同執行委員長)
12.チェ・ヨンベ(チョンオラム代表)
13.アン・ジョンスク(KOFIC委員長)
14.シム・ジェミョン(MKピクチャーズ理事)
15.キム・イルチョン(CJCGV代表)
16.チョン・テソン(ショーボックス常務)
17.アン・ソンギ(俳優)
18.イム・グォンテク(監督)
19.チョン・テウォン(テウォンエンターテイメント代表)
20.キム・ミヒ(サイダスFNH共同代表)
21.カン・ジェギュ(監督)
22.チェ・ワン(アイエムピクチャーズ代表)
23.チャン・ドンゴン(俳優)
24.キム・ミョンゴン(文化観光部長官)
25.チェ・ジヌク(韓国映画産業労組委員長)
26.パク・ムスン(KMカルチャー代表)
27.キム・インス(シネマサービス代表)
28.キム・ジウン(監督)
29.オ・ギミン(アイフィルム、マスルピリ代表)
30.イ・チャンドン(監督)
31.チェ・ドンフン(監督)
32.イ・ウン(MKピクチャーズ代表)
33.イ・ユジン(映画社「家」代表)
34.オ・ジョンワン(映画社「春」理事)
35.イ・チュニョン(シネ2000代表)
36.ノ・ムヒョン(大統領)
37.チョ・サンギュ(スポンジ代表)
38.チェ・ジェウォン(バルンソン映画事業本部代表)
39.イ・ヒョンスン(監督、KOFIC副委員長)
40.イ・ヨングァン(中央大学教授、釜山国際映画祭共同執行委員長)
41.ヤン・ギファン(スクリーンクォータ文化連帯事務所長)
42.チョ・ソンウ(音楽監督、M&FC代表)
43.キム・ジョンド(ナムアクターズ代表)
44.チェ・ゴニョン(ロッテエンターテイメント常務)
45.シン・チョル(シンシネ代表)
46.キム・サンイル(プライムエンターテイメント代表)
47.キム・ギドク(監督)
48.イ・ジュイク(ポラム映画社代表)
49.クォン・ヒョッチョ(ソニーピクチャーズ・ブエナビスタ映画代表)
50.チャン・ジン(監督)

 俳優はガンホ、ソンギ、ドンゴンの3人だけ。「産業」としての実力者ランクなので、元々俳優のランクインは少ないけど、今年はとりわけ少ない。女優はゼロ(涙)。著名俳優のギャラ高騰→製作費の圧迫→大作の興行的失敗→俳優パワーの減退、という流れか?

 監督は歴代興行成績ベスト10入り監督+チャヌク、グォンテク、チャンドン、ギドク等三大国際映画祭受賞組。ジウンとジンも高評価。が、あれだけ興行がダメだと言われているのに、ギドクがランクインするのは奇異な気も。

 あとは配給・製作会社の面々がずらりと並ぶ。『スパイダーマン3』の公開後にランキング投票していたら、49位のクォン・ヒョッチョはもっと上に来ていたはず。
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by seochon | 2007-05-05 17:18

濃ゆいブログ

 韓国にも詳しい、映画繋がりの友人からメールあり。ブログ「韓国映画☆サテライツ!(β版)」を始めたので、たまにでいいので覗いていけ、とある。

 さっそくアクセスしてみる。

 シリーズ物の記事になっている。初回は「韓国の映画館」について。ふむふむ、これくらいなら私も知ってるよ。第2回、キム・ユンジンも出ているドラマ『LOST』に見る在米コリアンについて。うーん、なるほど深いねえ。第3回「STAR TREKと韓国」。うむむ、これは濃ゆい。

 「バルカンとロミュランは、韓国と北朝鮮のメタファーそのものだ。」

 断定されると、本当にそういえるのか、もうちょっと検証する必要があるのでは?と天の邪鬼は思ってしまうのだけれど、面白い論考であることに変わりはない。

 この友人の文章の特徴は、視野が広い、ということと、独特な解釈があるということ。ずばずば断定調で言い切るのも魅力だ。これらの特徴は裏を返せばすべて欠点にもなりうるのだけれど、そうはさせない筆力がある。

 面白いブログがまたひとつ増えたことにアブサンで乾杯。
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by seochon | 2007-05-02 01:52

右翼か左翼か

 『まぶしい一日』に出演している塩田貞治さんのプロダクションからメールあり。文中、鈴木邦男という著名人が自身のHPで『まぶしい一日』を褒めてらっしゃるとの記述に目がとまり、さっそくチェック。

 レビューは、このページの【お知らせ】のところに書いてある。

 映画『パッチギ!LOVE&PEACE』もよかったですが、韓国映画『まぶしい一日』もよかったですね。

とのこと。うーむ、世が世なら『まぶしい一日』も『パッチギ!LOVE&PEACE』と同じ規模で劇場公開できたりするんだろうか?とふと妄想してみる。

 鈴木邦男さん、お名前はちらちら見かけるものの、どんな方かあまりよく存じ上げなかったので、これを機にググってみる。すると、一水会の顧問で、新右翼であると分かる。肩書きが文筆家になっているページもある。右翼というと怖い人をイメージしてしまうけれど、この方はいわゆるひとつの右翼のイメージからはかけ離れた人物のよう。『朝まで生テレビ』にも数回出演してらして自由な発想をされるのだそうだ。色々調べてみると、『新しい神様』にコメントを付けていた方と分かる。『あんにょん・サヨナラ』がポレポレ東中野で公開されたとき、公開トークセッションに出演されたりもしている。これから公開される作品では『映画は生きものの記録である 土本典昭の仕事』『実録・連合赤軍』に推薦コメントを寄せていらしたりもする。うーむ、右翼というか左翼に近い感じすらする方なんですね。今の時代、二分法で竹を割ったように分類することに意味はない、というか、そんなことは不可能(でも、マスコミはやる)とは分かっていても、色々な方がいらっしゃるものだと再確認。


 さて、鈴木さんのレビュー、日韓間に横たわる過去を描いた『宝島』でグッと引き込まれ、『母をたずねて三千里』は若干印象薄め、最後の『空港男女』の軽快なメッセージに引き込まれるという流れになっている。そして、『空港男女』の「言葉は通じなくてもなんとなく分かりあえる」という部分を評して

 言葉が通じなくても、いい人かどうかは分かる。いくら喋っても、分からないこともある。

と書かれている。『朝生』出演者だけに、なるほどと納得させられる。

 『まぶしい一日』には結構な政治的メッセージも含まれていて(ただしシークレットで分かりにくい、鈴木さんも多分気づいてらっしゃらない)、そこを強調して宣伝する方法もあったのだけれど、昨年のシネマコリアでは「新しいタイプの日韓コラボ」という側面を強調してみた。でも、鈴木さんのような政治問題に関するオピニオンリーダー的な方にもちゃんと引っかかってもらえるなら、もうちょいその色を出しても良かったのかな・・・などと思う。

 外国映画は字幕の善し悪しによって理解度が変わることがあるけれど、宣伝によってもその印象が大きく変わる。
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by seochon | 2007-05-01 15:46

『ウリハッキョ』上映会

 以前、コメントで問い合わせのあったドキュメンタリー『ウリハッキョ(私たちの学校)』ですが、5/17に大阪で日本初上映されることが分かりましたので、お知らせします。

ドキュメンタリー映画『ウリハッキョ』上映会

日 時:5月17日(木)
     18:00 開場
     18:30 キム・ミョンジュン監督挨拶
     18:45 上映開始
会 場:ドーンセンター(大阪府立女性総合センター)
    http://www.dawncenter.or.jp/
料 金:1,000円
問合せ:ドキュメンタリー映画「ウリハッキョ」上映会大阪実行委員会(06-6323-1568)

『ウリハッキョ』
 韓国人監督と朝鮮学校の生徒や教師たちとの3年半に及ぶ触れあいから産まれた感動のドキュメンタリー
 監督:キム・ミョンジュン
 出演:北海道朝鮮初中高級学校学生、教職員、学父母
 韓国版公式サイト:http://www.urischool.co.kr/
 韓国版公式ブログ:http://blog.naver.com/ourschool06
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by seochon | 2007-05-01 13:21