シネマコリアの代表が、韓国映画と格闘する日々をつづります


by seochon
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2010年 12月 12日 ( 1 )

 『坡州 パジュ』に続いて、『ソウルのバングラデシュ人(原題 バンドゥビ)』の韓国版予告編字幕が完成しました。





 今回は、CS放送を中心に、韓国語の映像翻訳者として活躍している具美佳さんに字幕を付けていただいています。ありがとうございます!


 外国人労働者問題を正面から取り扱った作品としては、1997年の『バリケード』が嚆矢ですが…

 国が出資して製作した人権オムニバス『もし、あなたなら~6つの視線』の一編『N.E.P.A.L. 平和と愛は終わらない』(2003年)。

 今回、真!韓国映画祭で上映するインディーズ作品『ソウルのバングラデシュ人』(2009年)。

などを経て、今年、商業映画『パンガ?パンガ!』が公開されました。

 モノやカネだけでなく、ヒトの移動が活発になる昨今。映画の中に外国人労働者が登場するのは珍しいことではありませんが、『パンガ?パンガ!』のようにコメディ映画として商業公開してしまうというのは… 日本映画でそれに類する作品はあるのかな?

 『パンガ?パンガ!』の監督は、シネマコリア2005で『達磨よ、ソウルへ行こう』を上映したユク・サンヒョ。同監督が、シネマコリアで来日された際、ティーチインで「次回作に考えているのは“外国人労働者問題を扱ったエンターテイメント・コメディ”」と発言されていたのを記憶されている方はどれくらいいらっしゃるでしょうか? あのときの“外国人労働者問題エンタメ・コメディ”がまさしく『パンガ?パンガ!』です。


 と、話が『パンガ?パンガ!』にそれてしまいましたが、本題は『ソウルのバングラデシュ人』。

 メルマガで上映決定の報を流したところ…

 インド映画研究家のPさん(仮名)から「ミニコミ誌にチラシ封入しましょうか?」というありがたい申し出を受けました。そうか、『ソウルのバングラデシュ人』があると、南アジアが対象のミニコミ誌でも紹介してもらえるんだ!

 「そういえば、韓国映画に出てくる外国人労働者って日本より南アジア系が多い気がしますねー」

とかなんとかやりとりしていると…

 日本の研究者で、バングラデシュ専門の方や、韓国におけるバングラデシュ人労働者問題の研究者を紹介しましょうか?という更に更にありがたいお言葉がっ!

 こうやって映画を上映することで人脈が広がっていくというのは、映画紹介の醍醐味のひとつですね。

 ところで、韓国語がある程度できるPさんをもってしても…

 字幕がないと作品の雰囲気は伝わらないようで…

 「予告編見たんですけど、『ダーリンは外国人』みたいな映画ですか?」

という質問が。(^^;

 やっぱり字幕は大事だなー。
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by seochon | 2010-12-12 23:43