シネマコリアの代表が、韓国映画と格闘する日々をつづります


by seochon
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『懐かしの庭』『青燕』関連書籍復刊大作戦

 シネマコリア東京会場で、『懐かしの庭』のティーチインのとき、会場から、絶版となってしまっている原作翻訳本の復刊を望む声があがりました。

 いっちょ、やってみますか。方法は確立されているので、そんなに難しくないですよ。

 復刊ドットコム、というサイトがあります。絶版や品切れになってしまった本を復刊させるために、投票を募っているサイトです。そして、人気が高い(=投票数の多い)本については、実際に交渉に入り、権利問題が解決されれば復刊されます。

 投票にあたってはユーザー登録をする必要がありますが、会費などはありません。

 では、どの程度の票が集まれば復刊するのか?ですが、サイトの数字を見るに、200~千の仮予約が集まれば復刊する可能性があるようです。今回、シネマコリア2007で上映した作品は、3会場で合計千人弱の観客がご覧になっていますので、その方々が全員、読みたい!と思われれば、これはかなり現実性のある話しとなります。

 とはいえ、シネマコリアの観客だけでは数的に十分とは言えないと思いますので、復刊活動をネットで広めていただく必要があるかと思います。

 復刊大作戦対象書籍は以下の3冊です。

[1]『懐かしの庭 (上下巻)』 黄晳暎(ファン・ソギョン)著、青柳優子訳、岩波書店、2002年
     http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=39596
[2]『越えられなかった海峡―女性飛行士朴敬元の生涯』 加納実紀代著、時事通信社、1994年
     http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=39624
[3]『飛行家をめざした女性たち』 平木国夫著、新人物往来社、1992年
     http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=39626


 [1]は『懐かしの庭』の原作の翻訳本です。映画とはまたひと味違った内容です。映画を見てから本を読むと、よくこれだけの内容を2時間以内におさめたものだと、ちょっと感心したりもします。

 [2]は『青燕』の主人公、朴敬元(パク・キョンウォン)の一代記です。これは非常に面白い本で、映画で朴敬元に興味を持たれた方には是非、お読みいただきたい本です。映画は、日韓史が物語の一つの軸になっていましたが、この本は、女性史的視点で書かれています。ちなみに、朴敬元については不明な点も多く、映画同様、この書籍も想像で書かれている部分があります。あまり知られていない人物だけに、クリエイターの想像力が重要なウェイトを占める題材とも言えます。『青燕』の朴敬元とは違う、もう一人の朴敬元を知ることが出来る好著です。

 [3]は、飛行機が誕生した時代の女性パイロット14名を一人一章使って紹介した書籍です。朴敬元についても一章割り当てられています。また、劇中、笛木優子が演じていた木部雅子のモデルと思われる実在の女性パイロット木部シゲノにも一章が割かれています。

 投票用のページは既に作ってあります(書籍データの下のURL)。こちらをクリックしていただきまして、じゃんじゃん投票をお願いいたします。『懐かしの庭』だけ買いたい方や、『青燕』関連書籍だけ買いたい方もいらっしゃるかと思いますが、ここはひとつ、同じシネマコリア2007上映作品のよしみで、是非3冊全部ご投票いただければと思います。

 そして、先にも書きましたが、シネマコリアで『懐かしの庭』『青燕』をご覧になった方だけでは、数的にちょっと足りない可能性があります。運営されているブログ、SNSの日記、HP、その他もろもろで、この復刊大作戦をご紹介いただければモア・ベターです。

 首尾良く復刊できれば、そこからの流れで2作品が日本配給される!なんて可能性もゼロではないと思いますので、その辺も込みでご投票のほう、どしどし、お願いいたします!
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by seochon | 2007-08-28 13:54