シネマコリアの代表が、韓国映画と格闘する日々をつづります


by seochon
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私、受賞しました

 カンヌ映画祭も終わり、参加者も続々と帰国。何通か現地報告メールなどいただく。その中に「メダル受賞写真」と題されたメールがあった。

 ははあん。私がドヨニストと知って、現地で激写したドヨン氏受賞の瞬間をおさめた写真を送って下さったのねん。わるいわー、きーつかっていただいちゃって。。。(*^^*) などと思いながら、本文を読んでみると・・・ メールの主、ご本人がカンヌで表彰された、との内容。

 ご存じの通り、今年カンヌは第60回。それを記念して、著名監督35名による短編オムニバスが製作&上映されたりしている。それと同様の趣旨で、世界中から参加している映画ジャーナリスト30名が選ばれ、プレスとして表彰されたという。

 メールの主は、中川洋吉さん。フランスの映画支援政策の研究などで有名な方なのだけれど、今回プレス表彰された日本人は中川さんただ一人。ちなみに、短編製作を依頼された著名監督35人のうち、日本代表は北野武。ということは、カンヌでは中川さんは北野武クラスのオーソリティがあるということなのかしらん?と、びっくりくりくりくりっくりー。

 中川さんからのメールによると、最初にカンヌを取材したのは1977年のこと。以来、ほとんど毎年のように参加して、今年で実に28回目のカンヌだという。中川さんがすごいのは、その回数もさることながら、常にフリーの立場で取材されているということ。ある程度、発表媒体が決まっている状態でプレス申請されているとは思うけれど、やはり映画祭事務局との信頼関係がないと、こうはいかない。そしてカンヌとフランス映画が好きでないと、これほどは続けられない。

 まさしく「継続は力なり」。

 ちなみに、私の場合、第一回の釜山映画祭から連続参加しているのがささやかな自慢だったのだけれど、それも数年前に途絶えて、今はもう行かなくなってしまった。ダメだなあ。。。


 中川さんとの出会いは、大学生時代に遡る。当時、東京の大学に通っていて、所属していたクラブの先輩の紹介で、今はなき三越ロイヤルシアター(日本橋にありました)でアルバイトをすることになった。そこで支配人の下でマネージャー的な仕事をされていたのが中川さん。毎回、蝶ネクタイをしているダンディーな方だった。ロイヤルシアターは私の在学中に閉館してしまい、中川さんともそれっきりだったのだけれど、最近、シネマコリアが中川さんとの仲を復活させてくれた。なにがきっかけかは忘れてしまったけれど、とにかく数年前から東京会場に足繁く通っていただいている。そして、終了後は業界紙の『映像新聞』で分厚いレビュー&レポートを書いて下さっている。

 前述の通り、中川さんはフランスの映画政策研究がご専門のひとつ。今年イメージフォーラムで開催されたコリアン・アート・フィルム・ショーケース(KAFS)のプロモーションで来日したKOFICのアン・ジョンスク委員長にもインタビューしており、最近、かなーり韓国の映画政策に関心があるという。来日プロモのインタビューでは短すぎるので、一度ソウルに行ってKOFICその他を本格的に視察したいとも。

 ソチョン「その時は都合つけてお供しますよ」

 中川「そりゃ、心強いね」

 さて、実現するのはいつのことか。
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by seochon | 2007-06-02 15:01