シネマコリアの代表が、韓国映画と格闘する日々をつづります


by seochon
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あ、市山さんだ

 韓国の映画週刊誌『シネ21』のサイトをチェック。とある記事が目にとまる。

 先頭の写真、一番左が、キム・ギドクが唯一信頼する映画評論家チョン・ソンイルで、以下、映画アカデミー院長のパク・キヨン、シンガポール国際映画祭のフィリップ・チア、東京フィルメックスのプログラマー市山尚三さん、香港国際映画祭のLi Cheuk-Toと続く。

 記事は、今年から始まる映画祭、シネマ・デジタル・ソウル2007(7/20-27@CGV狎鴎亭)の記者会見の模様。「新しい作家、新しい映画、新しい文化の探求のため」、デジタル・シネマをフィーチャーするこの映画祭をスタート。門戸は世界に開かれていて、アジアの主要映画祭のスタッフをプログラミング・コンサルタントに指定。彼らから推薦を受けた世界各国の作品から招待作品を選定するという。市山さんもコンサルタントの一人に選ばれ、会見に出席されているわけだ。

 行ったことはないのだけれど、伝え聞くところによると、シンガポール国際映画祭では中東、インド、東南アジアなどの幅広い作品がラインナップされているという。ということは、東南アジアから中東にかけてはシンガポール国際映画祭が、中国語圏は香港国際映画祭が、そして日本は東京フィルメックスがカバー。地元韓国も含めて、全アジアエリアから新人作家を発掘しようというのが狙いか。。。

 記者との一問一答でチョン・ソンイルは、まずはソウルで開催するが、デジタル技術を駆使して、将来的に香港・東京・台湾・マニラなどでも開催するような形に成長できれば、という趣旨の発言をしている。発想が自由で大きいなあ。日本国内でちまちまやっている自分がイヤになる。(^^; アニョアニョ、出来ることを確実にやっていくのも大事ですー、とは思うものの、何かこう奇抜なこともやってみたいなあ。。。あはは。


 ところで、市山さんと言えば、初期の釜山国際映画祭で、「韓国インディーズ作家の夕べ」とでも題されたパーティに出席されているのをお見かけしたことがある。1998年とか2000年とか、それくらいの時期。当時、日本でも韓国映画が注目を浴び始めていたけれど、さすがに韓国のインディーズ・パーティに来る日本人なんていやしないだろう、と思っていたら、お二人いらした。一人が市山さん、もう一人が福岡アジア映画祭のディレクター前田さん。

 やっぱりちゃんとした人は、見るべきものを見、来るべき所に来ているなあと驚嘆したことを覚えている。

 ちなみに、市山さんはその後フィルメックスでリュ・スンワンの『ダイ・バッド ~死ぬか、もしくは悪(ワル)になるか~』、ソン・ジェゴンの『見すぎた男』などのインディーズ作品を紹介。ソン・ジェゴンは昨年『甘く、殺伐とした恋人』で商業映画デビューした。前田さんは、福岡でイ・ソックンの短編『全人類に平和を』と彼のデビュー作『放課後の屋上』を紹介している。
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by seochon | 2007-05-16 02:13