シネマコリアの代表が、韓国映画と格闘する日々をつづります


by seochon
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韓国映画資料館

 大阪の友人から連絡あり。GWを軽井沢で過ごすので、帰路、名古屋で会おうと。映画繋がりの人なので、最近一番のお気に入りの映画館、伏見ミリオン座のオープンカフェで待ち合わせる。あれこれ話題が出る中で、神戸に「神戸映画資料館」が出来たことを教えてもらう。

 大阪に、安井喜雄さんという映画界では名の知れた方がいらっしゃる。日本、いや世界でも有数の映画コレクター。その貴重な資料の数々は大阪の「プラネット映画資料図書館」に所蔵されている。安井さんはその代表。プラネットには日本映画の中の朝鮮・韓国人のフィルムも多数集められており、安井さんは2005年の山形ドキュメンタリー映画祭の在日特集「日本に生きるということ」でコーディネーターをされている。また、何年か前、富川ファンタスティック映画祭が戦前の日本アニメを特集したとき、そのフィルムはプラネットから貸し出されている。そんなわけで、韓国の映画研究者もよくプラネットを訪れるという。何年か前に上映スペース「プラネット+1」が独立して、映画館とは違うのだけれど、時々ロードショー作品もかけている。韓国映画では『チャーミング・ガール』がここで公開された。

 で、話題の神戸映画資料館。神戸といえば、日本における映画発祥の地。NPO神戸100年映画祭、なんて映画祭もある。神戸映画資料館は安井さん他の協力を得て(安井さんが館長)、貴重な映像コレクションを収蔵、展示、上映できる施設として今年3月末にオープンした。カフェ・ダイニングスペースや資料閲覧スペースもある。館内の様子はこちら

 いわゆる映画館ではないけれど、上映会も開かれる。今のところ、週末の金土日3日間のみ。金曜夜一回(無料)、土日は各2回上映(有料)。韓国映画も上映されている。4/27(金)~29(日)の期間、『アリラン』が上映された。もちろん、失われた伝説の名画『アリラン』ではなくて、1968年にリメイクされたユ・ヒョンモク版。これからもなかなか他では上映されない作品がお目見えするという。5月は韓国映画の上映はないけれど、6月にはエジプト映画や韓国映画を中心としたプログラムが組まれるようだ。


 韓国映画でも、こういう映画館じゃないけど上映設備もあって、資料その他図書館的なスペースやカフェなども併設された空間が出来ないものかなあ、とふと思う。シネマコリアも年々大きくなってきているけれど、今の運営体制を続けるのであれば、昨年の規模がもう限界。もし、更に大きくするならば、やはり常設の事務所とスタッフが必要となる。でも映画祭は年一回だし、配給業務もしょっちゅうやるわけではない。となると、事務所+αの機能を備える必要があって、一番可能性があるのは、コンパクトな上映スペース(35mm、16mm、ビデオプロジェクター完備)、資料スペース(書籍、DVDほか)、喫茶軽食スペースを備えた複合施設。そこに事務所機能も置いて、シネマコリアの団体所在地もそこにするわけだ。これを「韓国映画資料館」と名付けてみる。

 うーん、あるといいねえで終わるのか、それとも実際に出来るのか。それは神の味噌汁。もとい、神のみぞ知る。(^^;

 ※ 「韓国映画資料館」については、ソチョンの無責任な妄想です。
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by seochon | 2007-05-06 20:33