シネマコリアの代表が、韓国映画と格闘する日々をつづります


by seochon
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イ・ジュニク監督歴史シリーズ三作品一挙上映!

 11月に開催される京都ヒストリカ国際映画祭で、イ・ジュニク監督の歴史シリーズ三作品が一挙上映されます。上映作品は下記三作品です。

『ファンサンボル(黄山原)』2003年
 ※ 映画祭HPにはまだ記載されていませんが上映確定しています。
『ブレイズ・オブ・ブラッド - 雲を抜けた月のように』2010年
『バトルフィールド・ヒーローズ - 平壌城』2011年

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『ファンサンボル(黄山原)』

 『ファンサンボル(黄山原)』は、『黄山ヶ原』というタイトルでシネマコリア2005で上映した作品です。三国時代、新羅対百済の戦いを描いた映画で、コメディでありながら最後は観る者を大感動させてしまうという傑作。個人的には同監督の『王の男』よりもこちらのほうが好きです。また、あまり知られていませんが、同じく2003年にOAされた『宮廷女官チャングムの誓い』と並んで、韓国映画・ドラマ界における“歴史ブーム”を主導した記念碑的作品でもあります。

 『ブレイズ・オブ・ブラッド - 雲を抜けた月のように』は、同名の漫画を原作とする作品。『バトルフィールド・ヒーローズ - 平壌城』は、『ファンサンボル(黄山原)』の続編で、百済滅亡後の新羅対高句麗の戦いを描いています。

 そして、これら三作品の監督イ・ジュニク、プロデュースや脚本を担当したチョ・チョリョン、オ・スンヒョンの三氏が来日して、シンポジウムも開かれます。

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シネマコリア2005でのチョ・チョリョン氏

■イ・ジュニク監督フィルモグラフィー

1993年 『キッド・コップ』
2003年 『ファンサンボル(黄山原)』
2005年 『王の男』
2006年 『ラジオ・スター』
2007年 『楽しき人生』
2008年 『あなたは遠いところに』
2010年 『ブレイズ・オブ・ブラッド - 雲を抜けた月のように』
2011年 『バトルフィールド・ヒーローズ - 平壌城』

 イ・ジュニクは、2003年に監督復帰して以降、現代を背景に音楽を重要なモチーフにした作品と歴史物を一貫して製作してきましたが、京都ヒストリカ国際映画祭での上映で、歴史物が全作品紹介されることになります。なお、今回上映される三作品は配給は付いていないそうです。監督、脚本家らが大挙来日することも含めて、韓国映画ファン必見のイベントと言えるでしょう。


 ちょっとしたこぼれ話ですが、今回、『ファンサンボル(黄山原)』の上映にあたって映画祭側より問い合わせを受けました。お電話いただいたのが9/27の夕刻。そして、その一週間後10/4に映画祭記者会見と、アドバイスして差し上げてからアッと言う間に話がまとまってしまいました。京都ヒストリカ国際映画祭は東映も主催団体に名を連ねているのですが、ちょうど今 CJ Entertainment 作品『アジョシ』が東映の配給で劇場公開中。そして『ファンサンボル(黄山原)』も CJ がハンドリングしている作品。まさしく蜜月状態(?)の両社ゆえの早業だったのかも知れませんね。

 なにはともあれすばらしい企画が実現して祝賀です!

■京都ヒストリカ国際映画祭 11月19日(土)~12月1日(木)
 会場:京都文化博物館、東映京都撮影所、松竹京都撮影所、東映太秦映画村
 http://historica-kyoto.com/
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by seochon | 2011-10-05 16:41