シネマコリアの代表が、韓国映画と格闘する日々をつづります


by seochon
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名義後援って何?

 名古屋駅の近くに行ったついでに名古屋国際センターに寄ってきました。5月に開催する「花開くコリア・アニメーション」の後援申請書類をもらいにいくためです。

 映画祭を含めて様々なイベントのチラシには主催者などを明記するクレジット欄があります。そこに「後援」という名義で様々な団体の名前が列挙されているのをご覧になったことのある方は多いかと思います。

 「後援」といっても色々な種類の後援があるのですが、一番多いのは「名義後援」と呼ばれるものです。補助金・助成金の交付や人的・物的・経済的援助を行うのが「実質後援」なら「名義後援」は「名義」を使えるだけで実質的な後援は何ひとつありません。

 じゃ、意味ないじゃん?

と思われるかも知れませんが(^^;、手間暇かけて申請書類など書くわけですから、それ相応のメリットがあるのです。

 一番大きいのは「色々なところにチラシを置いてもらいやすくなる」ことです。名義後援とはいえ、申請書のほか、企画書、団体の規約、会員リスト、団体の活動概要など、A4で数枚から10枚程度の書類を準備する必要があります。それらの書類を提出し審査を受け、「公益性のある非営利の催し物」と認められてはじめて名義後援がもらえるのです。そして、公的な機関から名義後援がもらえると、市民会館など公的な施設にもチラシを置いてもらいやすくなります。いわば公的機関からのお墨付きですね。

 名義後援がもらえたからといって、必ずチラシを置かせてもらえるわけではありません。また、そうやってチラシの配布箇所を増やしたからといって、どっかん!と観客数が増えるわけでもありません。けれど、そういった地道な努力の積み重ねによって観客数を増やしていくのはとても大事なことです。主催者としては、どうしても最小の費用で最大の効果を挙げたいので、大きいメディアへの露出を狙いたくなりますし、現にそういった努力もしているのですが、今の時代、マスメディアに露出しても全然効果がないことも珍しくなく、地道にこつこつ作戦の重要性は逆に上がっているかも知れません。

 そのほか、名義後援を付与してくれる公的機関は情報誌の類を発行していることが多く、そこでイベントを紹介してもらえる、という利点もあります。また、最初は名義後援から始めて、実績を積んでから実質後援へと高めていくという長期的な戦略もあり得ますね。


 ところで、今日、名古屋国際センターの受付で対応してくださったのは、交流協力課・多文化共生担当のIさん。申請書類関連の話しを終えたところで、Iさんの口をついたのは意外な言葉でした。

 「昔、シネマコリアに行ったことがあります。2004年と2005年でしたでしょうか。」

 OH! こんなところでシネマコリアのお客様と出会えるとは! 実のところ、後援申請書類は電話して郵送してもらうこともできるし、今どきはHPからダウンロードできることも多いです。でも電話やメールでのやりとりでは出てこない付加的な情報が、実際に会うと出てくるんですね。今回は本当についでにぶらっと立ち寄っただけなのですが、ちょっぴり得した気分になれた一日でした。(^^
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by seochon | 2011-01-28 02:37